[st-mybox title=”こんにちは！あじさいやです” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
ドライフラワーとお花資材の店
あじさいやの高垣と申します。
あじさいをはじめとした
ドライフラワーやプリザーブドフラワー、
素敵な自然素材を、たのしくご紹介します。
作家さん、デザイナーさん
そして、これから作品作りに
挑戦される方が、
作家活動や販売を通して、
充実した、幸せな人生を
歩んでいただける
お手伝いをすることが目標です！
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岩手県では、
毎年、あじさいは、
6月下旬から咲き始め
7月中旬の今頃が、
満開で、もっとも
見頃の時期となります。
毎年、この時期は、
みちのくあじさい園に訪問し、
園内を心ゆくまで散策し、
たくさんの
あじさいたちに癒され
心の充電を行なっていましたが、
今年は、伺うことが
できません。
岩手県では、まだ
新型コロナウイルスの
感染者が出ていないので
こちらからの旅行・訪問で、
いらぬ心配をかけさせては
申し訳ないため、今年は自粛です。
一関の工場とは
一緒に仕事をするように
なってから、ほぼ10年、
毎月のように仕事で訪れ、
7月のあじさいの開花時も
花の生育状況を見るのはもちろん、
毎年、日本一のあじさい園と言われる
みちのくあじさい園で
マイナスイオンを浴びまくっていました。
あじさいの魅力にはまり
また、あじさいという花を
通じた地域振興の事業に
充実感をもって臨んでいました。
6月末からの約1ヶ月間、
観光地として、あじさいを
みてもらい、入園料や
軽食、お土産などで収益を得ます。
その後、立ち枯れした
あじさいを収穫し、
丁寧に、不要な葉や
ゴミを取り除き、
乾燥させます。
これらの作業を行うことも
多くの人手がかかるため、
一定の雇用につながります。
そして、乾燥した
ドライフラワーの状態の
あじさいを、漂白し、
プリザーブドフラワーという
保存加工と染色作業を行うことで、
本物のあじさいのような
やわらかさと保湿感を持たせる
ことができます。
これを、
丁寧に検品・箱詰めして
全国の花材問屋さんや
花屋さん、フラワーデザイナーさんへ
お届けしておりました。
そして、フラワーアレンジメントの
材料の一部として
使っていただいていたのです。
これらの加工作業は、
1年間を通じて行えるため、
7月の1ヶ月間だけの
観光収益だけでなく、
通年での事業化が可能となりました。
それは、
地域の農林振興であり
雇用促進も担う、
あじさいを通じた
産業化といえるものでした。
しかし、昨年末を持って
この事業は撤退。
もともと過疎地でもあった
一関市の舞川地区での人員の不足、
また、海外からの安価なあじさいが
大量に入荷してきたこともあります。
しかし、一番の原因は
収益面での立て直しが
図れなかったこと。
そのお手伝いが
できなかったことが
今でも心残りです。
それでも、
みちのくあじさい園との出会いや
あじさいの産業化によるこの仕事は、
私の人生にとって、
非常に大きな経験となりました。
この事業の失敗を経て
地域振興の仕事に限らず、
花の事業を始めようとされている方や
仕事を通じて、社会貢献されようと
されている方に向けて、
事業の中で、どのような問題が発生し、
どうすれば、問題を解決できるのか。
身をもって経験したからこそ、
お伝えできることがあると
思っています。
最初はとことんヘコみましたが、
大失敗の経験なんて、なかなか
できないぞと開き直り、
これを糧にして、
新しく前に進もうと思っています！
さあ、これから。
がんばるぞ～！！
今日も最後まで
読んでいただきまして
ありがとうございました！
それでは、また明日。
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